得意技に何を設定するのか

ファイヤープロレスリングワールド、レスラーエディットの話となります。

Twitterで話題となっていた件について、通勤中にポチポチと書いてみようと思います。

各選手に得意技を4つ設定することができます。これをどういう観点で設定するかで正直悩みます。

 

最初に書いておきますが、ゲームの遊び方は人それぞれであり、それぞれが楽しければ、それがその人の正解だと思います。ただ、その正解がより近い人同士であれば一緒に楽しく遊べるとも思います。単純に強さを求めるのか、高評価を狙うのか、代名詞となる技を並べるのか、決め技に絞るのか。自由に楽しむべきですし、気の合う者同士が一緒に遊ぶ方がお互いストレスも少なくて良いと考えます。

 

で、私のスタンスですが、作りたい選手によってスタイルが変わります。選手によってはあちらの水に合い、はたまたそちらの水に合う選手もいるわけで。ただ、あまりやりたくないのは色んなスタイルに合わせたバージョンを多く作りたくない。

 

その選手は曲がりなりにも拘りがあって作ってるんだから、拘りを曲げてまで合わせて一緒にやる必要はない。他に合いそうな選手用意して一緒に遊んだら良いじゃないかと考えてるのが半分で、もう半分は管理しきれなくなるから好みの一パターンしか用意してません。都度合わせて用意する方は凄いなーと思います。やってみたいと思うことはあっても大変そうで二の足を踏みます。

 

本題に戻りますが、同じ名前の技が並ぶのはあまり好きじゃないです。カウンターのスリーパーホールド、バック組みからのスリーパーホールド、仰向け頭でのスリーパーホールドと、スリーパーホールドがとにかく得意なのは分かるけど、それが得意技として並ぶと、何となくですが格好悪く感じます。

 

技設定としてあらゆるスリーパーホールドを入れたい場合、どれか一つだけを得意技とします。そうすると得意技じゃないスリーパーホールドを仕掛けた時、あたかもそれも得意技であるかのように見えるんじゃないかと演出として考えます。

 

つまり、私の中での得意技の定義は、その選手の代名詞となる技です。選手選択画面で得意技一覧が表示されますが、それを見てこの選手はこれが得意だからきっとこういう選手だな、と想像できるもの、視覚に訴えるものにはしたいです。選手名鑑に載ってる得意技みたいな感覚です。

 

例えば実在の選手、三沢光晴選手を例に当てはめてみます。

必殺技をエメラルド・フロウジョンだとして、そもそもこれに異論あるあもしれませんが話進まないので一旦これで話を進めます。
得意技が決め技だとしたら、雪崩式のエメラルドフロウジョン、変形エメラルド・フロウジョン、タイガードライバー'91、タイガースープレックス'84とこれで4つ埋まって終了してしまいます。

 

私だったらこれらは設定しません。しなくても、出たらみんな決め技だって納得するでしょうから、隠し必殺技、超必殺技扱いです。ここでレスラーの特徴を表す得意技とするなら、タイガー・ドライバー、フロッグ・スプラッシュ、フェイスロック、ローリングエルボー辺りでは無いでしょうか?

 

これだって十分試合を決めることもある技が入ってますからね。そもそも三沢さん技が多いです…打撃技、絞め技、飛び技、投げ技とオールラウンド感があって、どれも大体試合で一回は出る感じかなと思います。

 

そんな感じで、特に実在の選手を作るときは代名詞となる技を得意技として並べています。実在系の選手にはそれが合っていると思います。どんなキャラなのかを見て楽しむ情報とするのが好みです。これが架空のオリジナル選手となると少し変わってきます。というかブレてきてます。

 

架空のオリジナル選手も最初は同じ考えで作ってましたが、決め技を得意技にしてる方が結構多くて。実在系はどっちかというと再現率を楽しむのに対し、架空系は試合内容を楽しむ事が多いからなのかもしれません。また、決め技じゃない技でやられた選手には申し訳無くなるという意見を聞いて、確かにそれも一理あるなと思うわけです。現実でもフィニッシャー以外で決まった場合、盛り上がりに欠けるというか、勝った方も負けた方もしょっぱい、負けた方は弱いみたいな印象になりがちです。

 

そうなると丸め込みや何度も繰り出すことになる絞め技はフィニッシュに向かないな、とか、派手な技は二個位に抑えないとな、とか、善戦しないとダメとか、相手の格が落ちるような勝ち方はしないようにしないと、とかとか考え始めてしまって正直迷走してます!でも一緒に遊ぶと楽しそうですしねぇ

 

ショボい勝ち方してしまう事故は嫌だけど遊びが無いと驚きも減るし、ゴリゴリのスーパーマンには胃もたれするけど敢えて弱くするバランス取りも無しじゃないように思えるし、昔の新日だとフィニッシャーじゃない腕ひしぎで勝ったりもするし、こずるく一瞬の押さえ込みで勝つのもプロレスだとも思うし…

 

という、とりとめのない感じで迷走したまま本記事を終わりたいと思います。きっと正解はなく、自分がどうするのが楽しいかに従う、他の考えを悪く言わず尊重するのが良いんだと思います。でもやっぱり私は得意技は代名詞となる技が好きだし、まさかの決着も面白いと思う。でも学生の頃だったら大技でのフィニッシュ以外は認めなかったな。

まあ、もし何かあれば追記したり別の記事を書いてみようと思います。

以上!