オリジナル選手紹介「酒井 匠」

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名前:酒井 匠(さかい たくみ)

ニックネーム:倭寇(わこう)

必殺技:プランダー(CTB)

 

アメリカ業界内では高い評価を受けている上級ジョバー。

相手の力を最大限に引き出し、ドラマティックな試合展開を作ることに長ける。

どんな選手にも合わせられる確かな技術を持ち、あらゆる仕掛けに対しても対抗できるよう日々の研鑽は欠かさない。

現在はduskyというユニットにも所属。プランダーとは略奪の意。

 

長崎出身。幼少期は映画や漫画の影響で海賊になりたかった。その格好良さに憧れを抱いていた。

学生時代はサッカー部に所属、ポジションはセンターバック。恵まれた体格を活かした献身的なプレイに定評があった。

ケーブルテレビで放送されていたアメリカのプロレスに熱中し、その舞台に上がることを夢見て、英語を勉強し始めた。

 

高校卒業後すぐに渡米し、幾度となくトライアウトを受けるが、なかなか合格できず。

慣れない国での生活にも苦労しつつも、5回目の挑戦で何とか合格することができた。

厳しいトレーニングの末、下部組織でのデビューも果たす。

しかし、アジア人であることによる差別を同僚や観客から受ける日々が続いた。

自分はなんでプロレスラーになったのだろう?そんな事を毎日自問自答していた。

 

ある日、ふと海賊になりたかったなと思い出す。

自分はアメリカ国民の生活を脅かすアジアからの海賊だ。

皆、侵略を恐れている。それを打ち倒そうという英雄が現れる。

皆はその英雄を応援し、打ち負かされた自分を罵倒し、満足して帰っていく。

ならば自分は海賊になりきってやろう。やるなら徹底的だ。

 

そう考えた次の日から自身のキャラクターを定めていく。「倭冦、TAKUMI」と名乗ることにした。

観客の反応が日に日に大きくなっていく。それにつれてギャラも増えていった。

気付けば団体からは最高のやられ役として重宝される存在となっていた。

全てのスター選手はTAKUMIとの対戦を経て大きくなっていった。

かたやトレーニングでは技術指導をする立場となっていた。全てのノウハウは彼が教えていた。

 

そんなある日、彼はふと思いついた。自分の評価はアジア人への差別あってこそのものだと。

それに頼らずとも観客を盛り上げるような試合をしてみたい。

彼は翌日、所属団体を辞め、日本へと帰国することにした。自身の実力を証明するために。

 

○FPWNET

https://firepro-w.com/item/detail/196604

 

○紹介動画

オリジナル選手紹介「酒井 匠」【ファイプロW】 - YouTube

 

ファイプロ広場

https://soryu.xsrv.jp/fp_square/wrestler_disp_1.php?w_uid=747

 

○制作メモ

ビューティフル・ルーザーというイベント用に作成しました。

美しい負け方とは何だろうというのをずっと考えながら、悩みつつ作ってました。

嫌な奴で油断ならない敵に苦労しながらも勝つ人に客は盛り上がるんではないかと思い、そういう感じのやられ役になればなーというのを目指してました。

大変だったけど楽しかったですね。正直凄く愛着湧いてます。