名前:サタジット・シン
ニックネーム:宇宙創造の熱力
必殺技:タパス(スイングスリーパー)
ヒンドゥー教の教えに則り、ヨガの力で対戦相手に苦行を与えるインド系レスラー。
宇宙創造の熱力を生み出すヨガの妙技に、絞め上げられた対戦相手の叫び声が止むことはない。
必殺技のタパスとは苦行の意。
サタジット・シンはレスリング一家に生まれ、幼少期よりレスリングの英才教育を受けていた。
しかし、家は貧しかったため、将来はプログラマーになって家計を助けることを夢見ていた。
そんなある時、父が伝染病に罹り、帰らぬ人となってしまう。
学校に通うお金が用意できなくなってしまったため、肉体労働で稼ぐことに。
体力には自信があったものの、なかなか大きな稼ぎとはならない。
見事合格し、渡米を果たしたが、学業にはなかなかついていけない。
生活費は子供の頃から慣れ親しんだヨガのトレーナーをして稼いでいたが、学校に通いつつ、その費用を支払い、実家にも仕送りする毎日は常に生活が逼迫していた。
そんな日々の中で唯一の気晴らしとなったのは大学でのレスリングであった。
大きな実績は残せていないが、真剣に取り組んでいる間は苦しいことも忘れられた。
ある時、準優勝まで進めた日の帰り、プロレス団体からのオファーを受けた。
生活の糧と考えていたプログラマーの道は厳しく、生活にも困っている。
好きなレスリングを仕事にすれば全ては解決すると考え、大学を中退してプロの世界へと入った。
長い訓練の末、晴れてプロレスラーとなった。
キャラクターとしてヒンドゥー教徒のヨガレスラーという役が与えられた。
国では見たこともない、アメリカ人が思うヒンドゥー教を連想させる衣装で入場し、執拗な絞め技で観客の反感を買い、最後には倒されるのが仕事だ。
自分の思っていたレスリングとは違っていたが、思いの外評判で稼ぎは良かった。
実家に仕送りできる額は上がったが、何をして稼いでいるかはとても言えず、プログラマーをやっていると偽るしかなかった。
プロレスを始めて数年経ち、所属団体に日本人が参戦してきた。
ファントム・ヤマプロという選手は日本人のジョバーとして評判が高いらしい。
ジョバーとしての勉強になればと思い、色々と話しかけているうちに様々な話をする間柄となった。
彼の話では、東京にインド人の集まる場所があり、そこでプログラマーとしての勉強ができるとのこと。
今のギミック無しで日本で試合をしつつ、プログラマーの勉強をする方が楽しいのではないかと勧められる。
日本に興味を持ったサタジット・シンは数年後、ファントム・ヤマプロの誘いを受けて日本へと飛び立つ。
将来胸を張って家族に会いに行くために。
◯FPWNET
https://firepro-w.com/item/detail/202680
◯紹介動画
オリジナル選手紹介「サタジット・シン」【ファイプロW】 - YouTube
○ファイプロ広場
https://soryu.xsrv.jp/fp_square/wrestler_disp_1.php?w_uid=744
○制作メモ
関節職人作ったからパートナー的に絞技職人つくろーという安直な思いで始めました。
ねっちりムンムンの寝技師…ヨガや!オイルレスリングや!ヤールグレシュや!
とい感じでインド人になりました。ダンスも映画もムンムンですしね。
彼も絞技中心になっちゃうから終盤の絞技率を減らしたく、必殺は極め以外としました。
彼は果たして葛西のどの辺に住んでいるのだろうか、とか考えるの楽しい。