ちょっと思った事をだーっと書いてるだけです。
大した話ではないです。
「鉛筆倒し」という形式のゲーム、ご存じですか?
正式名称はよくわかんないですし、私も明確な呼称もなく遊んでましたが、とにかく紙と鉛筆があればできます。
紙の上に鉛筆の芯を下にした状態で立てます。倒れないよう鉛筆の上に人差し指1本で押さえて支えます。
で、少し手前に傾けると、紙の上で鉛筆が滑って線が書かれます。
この仕組みで発生する筆跡を利用して、様々なルールで対戦するゲームですね。
紙はテーブルに乗る範囲で出来るだけ大きい方が良いと思う。鉛筆は短い方がやりやすいんだろか?わからん。覚えてない。
私は確か父に教えてもらったかな?小学校でもやってたような気がする。
私が父とよくやってたなーって覚えてるのがゴルフと戦争。
ゴルフはね、紙の上にバンカーとか池とかグリーン書き込んで、カップに向かってえんぴつたおり倒しまくるの。
少ない打数でカップインした方が勝ち。カップを通れば勝ちだけど、どこまで行ったら行きすぎとかローカルルールありそう。
戦争はね、陣地や地形、あとは戦車を5台くらい書いて、移動か砲撃を選んで鉛筆倒しまくるの。
相手の戦車全部を砲撃で全滅させた方の勝ち。武器の種類増やすと幅が広がります。
私は特に戦争にはハマりまくって、また当時スターウォーズ真っ盛りだったから、あの辺を駒に増やした。
あとはアニメとかの影響もあって無数の駒を作ってそれぞれ特性付けて父に説明しまくりながら遊んでた。
今思うとほんとワケわからんかったろうねwよく付き合ってくれた父には感謝です。
父は仕事ばっかりで子供の面倒見れてなかったとか言うけど、楽しい思い出はしっかりあるよ。
まあこんな感じなんで独自ルールに走り出したこのゲームで、私と遊んでくれるのは父だけでしたが、この辺が後のファミコン等の嗜好に影響したと思う。
ようはこれスパロボみたいなもんだもんね。シミュレーション好きになった下地になったかね。
最近のは複雑過ぎる。人の作ったルールはわからんw子供いたら完全についていけなかったなー
まあ、良い思い出ですよ。
これっていつの世代からのゲームなんだろう?父は80越えてて戦時中を体験してる世代。これを私に教えてたのは40くらいか?
最近の子供はこんな遊び知ってるんでしょうか?ぜひ今の子供達にもやってもらいたい……ってこともないw
多分私はこのゲーム今でも楽しめると思うけど、わざわざはやらんよね。コンピューターゲームします。ボードゲームやTRPGもやるか。
鉛筆倒しってきっと当時は凄い発明だったと思うんですよ。多分これより前にも似たようなゲームはあったんだろうけど、それをこれだけで表現できるようになって流行った。
で、これを含め色々なゲームをコンピューターで更にグレードアップさしてこうみたいな感じで様々なゲームが生まれていって。
今度はコンピューターならではのゲームも生まれて、そこにかつてのゲームも混ざり合って更なる新しいものが生まれていってる。
こういうものが最初からある子供達って今度はどんな新しい発想を生んでくれるんだろうって最近思うんですよね。
ちょっと前まではこんな出来上がってると想像の余地無くて新しいものなんて生まれて来ないよなとか思ってました。
でも、コンピューターなんて子供のやるものだと言われてたものが今や誰もがやるものになっている。当時の大人の理解なんて越えてますよね。
子供としての幼さとリテラシーの低さからくる幼さは別なんだなーと。基礎の違うものを自分の価値観だけで判断するのは勿体無い。
きっと彼らがやりたいようにやれれば想像もしていなかったもの、できないと思ってたものを産み出してくれるのかなとか思う。
既に色々なものに触れて便利だなー面白いなーとか思ったりしますし。
大人は次の世代のために環境を用意してあげられるようになりたいもんです。
鉛筆倒しが楽しい事には変わりないです。
しかし、それぞれの時代に鉛筆倒しの役割を果たすようなものがあるんでないかなとか思ったりしてました。
鉛倒世代にはできないようなものをどんどん世の中に産み出してもらって、世の中を便利に楽しくしてもらいたいなと願っています。
できる範囲ながら新しいものにはなるべく触れていきたいもんだとファイプロやりながら思いを馳せて。
でもあれよね。
こういう話をしてると、いやこれは所詮あれのパクりです、とか革新性が無いだのなんだの言う人がいるのよね。
いやーいいじゃん。
そんな事言ったらそんなのずっと昔からきっとあるから。
擦っていくうちに発展系が生まれたり新しいものが生まれたりするんじゃん。
大人はどっしり構えてようぜとか思います。
まあなかなかどっしりとはいかないのが人間ではありますが…