名前:ヒシャム
ニックネーム:ディープ・フォレスト
必殺技:スウィートララバイ(リフト式喉輪落とし)
ピグミーと呼ばれる狩猟採集民でトップの狩人であった過去を持つ。集落内でも取っ組み合いに強く、頭突きなどの粗野な打撃を合わせた戦い方は決して洗練はされてないものの、客の闘争本能に火を点けるようなファイトには定評がある。
森での狩りの習慣で黙することが習慣づいているが、実は話題が豊富でコミュニケーションも得意。客の空気を読んで盛り上げる手法に明るく、各地を活気付けては渡り歩くような生活をしている。
ピグミーと呼ばれる狩猟採集民の中で族長の息子として生まれる。集落の中では裕福な幼少期を過ごしたが、ゲリラ部隊との接触により両親と死別。
集落のNo.2が族長を引き継ぎ、ヒシャムは集落には残れたものの孤独となってしまった。
一人で生き抜くため狩猟の腕を必死で磨き、やがてヒシャムは若くして集落一の狩人となった。
しかし、ヒシャムは青年に近付くにつれ身長が伸びていく。
ピグミーの平均身長が150cmなのに対し、ヒシャムは160cmは優に越えていた。
次第にピグミー式の狩りについていけなくなり、集落の中で孤立感は高まり、嫌がらせまでされるようになる。
肩身も狭く居場所を無くしたヒシャムは集落を出て、生計をたてるため都会で暮らすことにした。
学のないヒシャムが生活するのに都会は難しすぎた。言葉が難しいので肉体労働で生活費を稼ぐのがやっとの生活を送っていたが、ある日プロレスというものがあるのを知る。大勢の前で喧嘩を見世物にするという野蛮なものだが、ヒシャムの血は騒いだ。
喋れなくても肉体で相手や観客と対話ができる。そして、戦いは狩人としての血を騒がせる。ヒシャムは荒っぽい部族の狩人としてプロレスデビューを果たす。狩猟で森の声を聞くように観客の空気を読む。次第に水脈を見つけるように観客の流れが分かる。それを刺激すれば観客の熱気は潤い、自身の心も潤う。
森に生きる男は、リングに生きる男になったのだ。
○fpwnet
https://firepro-w.com/item/detail/253283
○紹介動画
オリジナル選手紹介「ヒシャム」【ファイプロW】 - YouTube
○ファイプロ広場
https://soryu.xsrv.jp/fp_square/wrestler_disp_1.php?w_uid=775
○制作メモ
新社会人の頃に可愛がってもらった先輩に教えて貰った音楽がありまして。
電子音楽に民族音楽をサンプリングした音楽を作ってた「DEEP FOREST」というフランスの音楽ユニットで、当時はハマってアルバム3枚程集めたりしました。
なんかこう古きものと新しきものの融合みたいな感じが格好良かったんですよね。
この前久しぶりに街角から流れてたのが聞こえてきた事ですごい盛り上がってきてしまって。
なんやかんやの末、作品で取り上げられていたピグミーをモチーフに何か作れないかなというところから始まりました。
ここにタガタメというゲームに出てくるヒシャームというキャラが好きだったので、ここからも幾つかパク、着想を得て作っていきました。
深き森の奥底から自然環境を利用し獲物を追い詰めて狩る狩猟民族の如く、みたいなのをイメージ。
……なんか思ってたより荒々しくなったけど、思ってたのと違う着地も悪くないもんです。