名前:レオナルド・ギャッツ
ニックネーム:華麗なる紳士
必殺技:グレート・ヒーロー(旋回式スタナー)
優雅で余裕のある所作、多彩なテクニック、華のあるファイトスタイルで観客を虜にする現代のヒーロー。
正義感と夢や希望に溢れる人柄と、謎めいた笑顔に皆が魅了されてしまう。
マカフィー率いるACPTのメンバーとして悪を取り締まる。31歳。
ニューヨークにある大豪邸でしばしば贅沢なパーティを開いているにも関わらず、素性は不明で謎の多い紳士。
財界の大物であるとされるが交友関係は不明で、直接コンタクトできるものも少ない。
噂では裕福な中西部の家に生まれ、オックスフォード大学の卒業生で、世界中のサーキットを転戦しては各地で英雄扱いを受け、若くして富を得たとされる。
ファッションは常に最先端で、同じシャツを2度着ない。
愛車は黄色のロールス・ロイス。大のサッカーファン。
レオはミネソタ州南部、農村の貧しいルーテル派の農民に生まれた貧しい中西部人だった。
父はイタリア系およびドイツ系で、下等な用務員をしながらアンダーグラウンド・コミックスを描いて生計を立てていた。
母はドイツのルール地方からアメリカに移住してきた女性で、母方の祖母はロシアからドイツへ移民してきた人物であった。
レオナルドの名は、母が妊娠中に図書館でレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を鑑賞している最中に、胎児が強く腹部を蹴ったことに由来する。
生後間も無くして両親は別れ、レオは母に引き取られたが、父は隣に住んでいたため交流は途絶えなかった。
幼少時は漫画の収集が趣味だった。母の実家があるドイツを度々訪れていたためドイツ語は堪能。
父の再婚相手の息子(義兄)がCMで多くの収入を得ていたことに感化され俳優になることを志す。
10歳頃からオーディションを受け始めたが幾度と無く不合格が続いた。
14歳で初めてCMへの出演を果たすとドラマにも出演を重ねるようになった。
その後も立て続けに映画への出演を重ね、生来の端整な顔立ちと相俟って次第に人気を得るようになる。
しかし、俳優業に目覚めたレオはアイドル俳優というポジションの殻を破り、本格派へシフトしたい想いが強くなる。
自分のイメージを大きく変える作品を見つけてはオーディションへの参加を繰り返す日々。
その努力の結果、とうとう大きな映画の主演に抜擢される。
アメリカの西部開拓時代を生きた罠猟師の半生と過酷なサバイバルの旅を描いた作品である。
リアリティを追求するあまり、凍った川に入ったり生肉を食べるなど過酷な撮影を強いられる。
その結果ひどく身体を壊してしまい、主演を降板した上、1年もの闘病生活を余儀なくされる。
ちなみにその作品を代わりに主演した男はアカデミー主演男優賞を受賞している。
闘病によりかつての端整な顔立ちに翳りが見え、役者として相手にされなくなって失意の中にいたレオは、親の勧めでスペリオル湖に旅行へ出かける。
道中、ヨットを停泊させている横で昼寝している男に出会う。
天候が悪くなってきているのに男は眠ったままだったので、声をかける。
男はヨットを無事に済んだことへ感謝の気持ちを込めて、レオをヨット旅行に招待する。
それをきっかけにレオはその男、プロレスラーであるマカフィーの弟子となって働くことになる。
ケンタッキー州ルイビルでマカフィーにレスリングの手解きを受けていた頃、イベンターとしてマカフィーを招聘した地元の名士の娘、デイジーと出会って深く恋に落ちた。
レオはデビューを果たした後、自分が一角の人間になるまで待ってほしいとデイジーに想いを伝えた。
レオはマカフィーと共にヨーロッパに遠征へ赴き、ドイツにて初めてのタイトルを奪取。
その後イギリスに移住して、試合をこなしながらオックスフォード大学に短期留学で通っていた頃、デイジーから手紙が届く。
それによりシカゴの裕福な家に育ったプロレスラーにして社長御曹司、ニック・エリオットと結婚したことを知る。
大急ぎでルイビルに向かったが、デイジーは既に新婚旅行で街を離れていた。
しかし、レオは諦めない。デイジーの愛情を勝ち取るために富と影響力のある男になることを決意した。
レオは莫大な富を築くことを夢見てニューヨークに引っ越す。
複数のサーキットを回り、八百長試合をこなしつつサッカー賭博に関わるなどして犯罪組織との繋がりを築く。
様々な事に手を染め、そこで築いた富を元にアングルへの影響力とニューヨークのリッチエリアにある不動産を購入。
そのエリアにはデイジーとニック、そして1歳になる彼らの娘が住んでいた。
レオは邸宅で毎晩のようにパーティを催す。
噂を聞きつけた彼女が姿を現すのを期待して。
そして何度目かのパーティの後、とうとうデイジーは現れた。
再会したレオは最初こそドギマギとしていたが、暫くして二人はパーティを抜け出していった。
何度か密会を重ねるうちにデイジーは逃避行を望むが、レオは正式な離婚を希望し、ニックに直談判すると迫った。
その後、レオ、デイジー、ニックはニック邸でランチを共にすることになり、ランチ中にレオはニックにデイジーとの関係を告げる。
ニックはレオのことを調べ上げており、レオはオックスフォード大学に通ったことなどなく、ギャングとの闇取引で財をなしたと非難する。
レオもニックのことを調べ上げており、ニックは街外れの産業廃棄物の集積所にある自動車整備店の妻と不倫していると暴露した。
レオはデイジーに、ニックへの愛はなく、金のために結婚したのだと宣言するよう促す。
しかし、デイジーは「レオを愛しているが、ニックを愛したことがないとは言えない。二人共愛している。」と言ってしまう。
結局3人の歪な関係は平行線のままで現在も続いている。
レオはマカフィーを呼び寄せ、ニックが現在参戦しているヤマプロに現れた。
世界各地で英雄と讃えられたレオは、傍若無人なニックの不正を正すために戦う。
自らが夢見た理想を全て手に入れるために。
○fpwnet
https://firepro-w.com/item/detail/265919
○紹介動画
オリジナル選手紹介「レオナルド・ギャッツ」【ファイプロW】 - YouTube
○ファイプロ広場
https://soryu.xsrv.jp/fp_square/wrestler_disp_1.php?w_uid=740
○制作メモ
レオナルド・ディカプリオの華麗なるギャツビーという映画を映画館で観たんですよね。
なんか凄かったなーってなってそれからインセプションとかウルフ・オブ・ウォールストリート観たり、小説のグレート・ギャツビー読んだりもしました。
そういうのもあってディカプリオとギャツビーのイメージの人をアメリカンドリームの象徴みたいな感じで色々拝借しながら設定書いてました。
貧乏人が裕福層に成り上がる壮大さが典型的なアメリカンドリームの象徴であるように見えて、地道に働いて稼ぐ働き方を見下し、欺瞞や自己神話化によって手っ取り早く大金を稼ぐ所もまたアメリカ的な思考の人物なのかなと思います。私利私欲の追求は自己中心的で、消費主義的なライフスタイルを追求するために貧困層の荒廃を都合よく無視し、富の格差を悪化させてしまう。ロマンチストでありながらも根はギャング。
英雄面をしてる男が裏で酷い行いをしているが、夢を実現させる目標に純粋であるために、自分にとっては正義と信じているが、周りにしてみればそれは悪行となっている。そうであるとは夢にも思わずに真っ直ぐに生きているのがレオなのかなと思います。