水曜どうでしょうの思い出

水曜どうでしょう、私にとってはかなり過去の話なんですが。

最初の1年ちょっとをリアタイしててハマってたので25年以上前のローカル番組です。

でも未だにネットで話題になるし時々新作やるし若い子も知ってて驚きます。

今や誰でも知ってるような感じですもんね。何が刺さってるんだろう、わからん。

とか思ってたら色々思い出してきたのでちょっと書く。楽しい時代でもあったのよ。

 

私が札幌の大通りで新聞配りながら専門学校通ってた時代。

配達の朝は早くて深夜番組なんかは録画して観ていた時代。

 

そんな頃に多分たまたま起きててつけた番組がモザイクな夜V3。

どうでしょうの前身的な番組で、まあまあ酷い番組なんですがそれくらいの年頃はそういう深夜のノリが楽しくて。

でも覚えてるコーナーはスプークだけ。あの時から大泉は目立ってました。元気くんは記憶にないんだよなぁ

 

どうでしょうになってからも当時の番組でやってたアーティストコーナーやビシバシステムのコントもしばらくは継続してましたね。

あれはそんなに好きじゃなかったけど、鈴井さんのこだわりだったんだろうか?

OOPARTSの最終公演も観に行ったけどこういう事をやっていたい人なんだろうなと。

 

私にしたら鈴井さんって音楽にこだわりのあるパーソナリティで、PUFFYとかが所属してた事務所のチャリティライブで見かけた人気芸能人だったんだよな。

ゴイスたまに聴いてたな。そういえばルタオもそうだけど北海道の人って逆さにするのオシャレだと思ってるよね。そんなことはないよ。

 

あ、書いてて思い出したがトゥナイトの後に始まる番組だから観てたんだな、確か。

それでV3の後続として始まったのが水曜どうでしょう

変なタイトルでテンションも前より落ち着いたけど鈴井さんと大泉が出てるからってことで録画して観てました。

 

最初は粗大ごみ拾って住めるかみたいな事やってて、個人的にはこういうの好きだったので楽しかったけど今は出来ないだろうし一般受けしなさそうな感じで。

代名詞であるサイコロが始まってノリとしては今までと同じだけどそれは妙に面白くて。道内を巡る旅とか色々旅をやってるうちにジワジワ盛り上がってきてました。

 

当時は欠かさず見てましたが、私が上京することになり見れなくなりました。

そのタイミングで放送時間が早くなったりしまして、道内での人気もその辺りから過熱していったと思う。

私はその熱を体感してない!

 

上京して1年経った後だったか。知り合った方々と東京都の区市町村を回る旅をしましたね。

彼らはなんで知ってたんだっけ?私が見せたんだったか?なんか関東でも一部にはカルト的な人気があったのよね。

私達は市区町村の名前とランドマークみたいなカードを作って、それをトランプみたいにして引いて行き先を決めるとかやってた。

最後檜原村になった時は笑ったけど遠すぎてキツかった。夜中車で走り倒して丸一日かけた旅は終わりました。

展開含めて凄くどうでしょうしてる気がして楽しかったな。

 

それを私が録画して編集して2時間くらいの映像にしたのも懐かしい思い出。

完全な素人ながら音やフォントなどでテロップ作ったりしてやったけど当時のパソコンにはキツすぎてエンコードに2日かかったという。

出来上がったものは思い出補正のある私は楽しめたけど、知らん人が観てもキツいという感想でした。まあそうよねー

そういうバカも楽しかったよ。

 

あれで改めて藤やんって凄いなぁと思いました。

どこを切り取ってテンポだとか出していくとか細かいところは分からないけど、ああいう風に映像にまとめられたからの人気でもあったと思う。

個人的には時々クドいし藤やん演者より声デカくてうるさいからそんなに好きでは無いんだけど。

あと嬉野さんが何気に撮ってる映像の味が好きですね。

 

そのうち全国のローカル局で次々にどうでしょうの放送が始まって。

私は当時千葉埼玉東京の3局から選択ができたので、それで見れてなかった分の補完ができました。

それから本放送は終わってDVDが出るようになって。10本くらいまでは買い続けていたかも。

知らなかった鈴井の巣やどうでしょうメンバーの舞台とかのDVDも買ってた。

舞台も何度か観に行った。新宿でonちゃんこと安田さん演じる月は今でも忘れない。あと音尾君が好き。

シゲは認めてないけど、観に行った舞台で共演してた沢口靖子さんの美しさが異次元で生の芸能人ってこんななのかーとビビった。

どうでしょう祭りの時は帰省してしっかりと楽しんだ。

この頃は藩士だったと思う。

 

大泉もすっかり大きくなりましたねー

なんか不思議な知識量と独特の言い回しが面白かった。

でも基本はなめた大学生って印象だったんですよね。

ものまねよくやってたから演技も全て何かのものまねに見えて。

そんな奴がたまに全国区に登場して歌を歌ってみたりもしてね。

それはねー凄く親心を持ちました。彼の方が年上だけど。

錦を飾る的な気持ちを味あわせてもらいましたよ。

トークもパワーアップしていくし凄いもんだよ。

今や出過ぎてて全然気にしてないけどもさ。

スキャンダルとかもあったけど家庭も築いて立派よ。

 

なんか北海道だともはや彼らがアイドル的な人気になってたのにはびっくりしました。

カルチャーショック。これは日ハムの時も同じ事思いましたけど。

お前らみんな巨人か西武だったやん。地元球団ができるとこうも過熱するものなのかと。

これも過熱した時代を過ごしてないのでテンションに乖離ありますねー

なんかBLもあってビックリしたよ。チャゲアスでもゴスペラーズでも男達が集まってたらなんでもいいのかよ、業が深いのぅとか思ったよ。

 

そんな時期もありましたが、今は熱はあんまないです。

新作あれば録画して見るぐらいか。場所内からDVDとかも全部手放した。

ヨーロッパ完全制覇辺りからはもうそんなテンションですね。

なんか思い出作りみたいな雰囲気になったし、お互いに落ち着いたんだろうね。

まあそれは悪いことでもないよ。それが人生。

 

そんな感じなのですが、未だにクラシックだのなんだの放送してるせいか新たに知る方々も多くて。

それはまあ良い事なんですが時々イラッとしたのは、そういう方々に「言い回しがどうでしょうに影響されてますね」とか言われること。

 

……これは方言!!

 

まあ少しは影響されてると思うけど、ダウンタウン以降どこの地方でも関西弁みたいな雰囲気になった程度だと思うんだが。

しかし広さは別として世の中の一定の地域での会話などに影響与えるって凄いことだよね。

あと北海道の方言って言葉よりもイントネーションだと思うんだよな。

 

しかし、令和でも若い人に人気があったりみんな知ってるのはなんでだろう。

この辺の事情が全然分からん。たまたま私の目にとまっただけのことなのか。

そのおかげで懐かしい記憶を辿る事ができました。ありがとうございます。

何かご存知の方いましたら教えてもらえたら嬉しいです。

 

ちなみに私は大泉の料理コーナーがかなり好きでした。

以上。