オリジナル選手紹介「隠岐 紫元」

 

f:id:oopo:20210825214344j:plain

 

必殺技:サフォケイション(ステルスバイパー)

 

スポーツ大学卒業の経歴を持つ若手レスラー。人体の構造に詳しく、相手のスタミナを奪う攻撃に非常に長けている。若手らしからぬ執拗な攻撃により、対戦相手は試合中にスタミナ切れを起こしてしまい、試合が成立しないことも。まだまだ経験を積む必要があるようだが、あくなき探究心は尽きない。イケメン。25歳。島根出身。

 

幼い頃から水泳を続けており、高校時代は水球の選手として活躍。しかし、練習中に強引なシュートをしたことが原因で左肩腱板断裂を起こして溺水。窒息により視界が狭くなり、身体が硬直して動かなくなっていき、水中で自由を失うことに混乱と恐怖を覚えた。幸い、薄れゆく意識の中、辛くも救助が入り一命はとりとめた。怪我から回復した時には、既に高校3年の冬を迎えていた。

 

スポーツ大学に進学。スポーツ科学を専攻し、人体構造についてを学ぶようになる。夏は海でライフセイバー、他にもスポーツジムでのバイトをしながら学生生活を送る。ライフセイバーとしては海で溺れた人を何度か救助したが、うち1人は記憶障害を起こしまったこともあった。スポーツジムでは運動過多による酸欠を起こしてしまった人を何人も介抱した。酸素欠乏による人体の脆さを何度も目の当たりにして、人が安全にスポーツに取り組めるようなサポートができる仕事につきたいと考えていた。

 

ある日、スポーツジムで倒れた人を介抱していた際、大柄な客に声をかけられた。彼はプロレスラーで、自分の介抱の手際に感銘を受けた、一度自分達の練習にも危険がないか見て欲しいとお願いしてきた。バイト代が出る上、経験にもなると思い練習を見に行くことに。学生ながらも気になる点を指摘したりすること数ヶ月、いつの間にか自分もプロレスの練習をしていた。

 

指導をしているうちに格闘技の面白さにハマっていたのだった。自身の知識に基づく攻撃に効果があると分かると、次はどんな攻撃を試そうかとのめり込んでいった。そして1年後、彼は学生兼プロレスラーとしてリングに上がっていた。大学を無事に卒業した後はフィジカルトレーナー兼選手として活動。トレーナーとして選手の安全を守りつつ、レスラーとして相手を苦しめるそのどちらにも楽しみを見出だして今日も彼は生き生きと呼吸して人生を謳歌する。

 

 

◯FPWNET

https://firepro-w.com/item/detail/202682

 

◯紹介動画

オリジナル選手紹介「隠岐 紫元」【ファイプロW】 - YouTube