ストーリー

ヤマプロ・6人タッグ王座#2、次期挑戦者決定トーナメント&タイトルマッチに向けて

ヤマプロ・6人タッグ王座。 3vs3で勝利を奪い合う先勝式のタッグマッチ。 初代王者はニック・エリオット率いるシュプリーム。 ◎シュプリーム(オーナー:ババンギタ) ・ニック・エリオット 198cm 111kg スーパー・エリート 必殺技:ロータリー・ボーリング ・テ…

ヤマプロ・断崖王#2、次期挑戦者決定トーナメント&タイトルマッチに向けて

ヤマプロ・断崖王。ヤマプロ3大デスマッチ王座のひとつ。 コーナーに蛍光灯が設置されている断崖爆弾デスマッチ。 初代王者は永山琴次郎。 今回、王座挑戦権をトーナメントで争うのは以下の8名。 ①導師アスラーダン(オーナー:ババンギタ) 178cm 127kg 魔神…

ヤマプロ・発破王#2、次期挑戦者決定トーナメント&タイトルマッチに向けて

ヤマプロ・発破王。ヤマプロ3大デスマッチ王座のひとつ。 5分後に爆破が待っている過酷なバラ線発破デスマッチ。 初代王者は永山琴次郎。 今回、王座挑戦権をトーナメントで争うのは以下の8名。 ①導師アスラーダン(オーナー:ババンギタ) 178cm 127kg 魔神…

ヤマプロ・8人タッグ王座#2、次期挑戦者決定トーナメント&タイトルマッチに向けて

ヤマプロ・8人タッグ王座。 4vs4で同時に戦うイリミネーションマッチ。 初代王者は長谷川修二率いるクリムゾン・クラン。 長谷川修二は語る。 俺達も行動を共にしてから付き合いもだいぶ長くなってきた。 あちこちで戦ってきて絆を深めてきたが、そろそろ形…

ヤマプロ・ネクスト王座#2、次期挑戦者決定トーナメント&タイトルマッチに向けて

ヤマプロ・ネクスト王座。 若手活性化のために作られた、若手限定のタイトル。 初代王者はデビュー3年目のNAOYA。 NAOYAは語る。 俺に語れることなんて無いですよ。 俺はどんどん上に挑戦していきたいんです。 爪痕を残していかなきゃいけないんです。 その…

ヤマプロ・金網王#2、次期挑戦者決定トーナメント&タイトルマッチに向けて

ヤマプロ・金網王。ヤマプロ3大デスマッチ王座のひとつ。 脱出不可能な金網の中で繰り広げられる、完全決着デスマッチ。 初代王者は白菜之介。 白菜之介は語る。 そうです。 オレがチャンピオンです。 どう?カッコイイでしょ? 金網の中なら何やっても良い…

ヤマプロ・ユニバース王座#2、次期挑戦者決定トーナメント&タイトルマッチに向けて

ヤマプロ・ユニバース王座。 SWA公式ルールにて行われる異種格闘技戦。 初代王者はインディペンデンス村山。 インディペンデンス村山は語る。 ヤマプロ・ユニバース王座は、いわばプロレスのタイトルなんだ。 だけど、格闘家も参加しやすいルールとなってい…

ヤマプロ・オクタゴン王座#2、次期挑戦者決定トーナメント&タイトルマッチに向けて

ヤマプロ・オクタゴン王座。 金網の中で行われる総合格闘技戦である。 初代王者はインディペンデンス村山だ。 インディペンデンス村山は語る。 俺はプロレスこそが最強の格闘技だと信じている。 勿論プロレスやってりゃ誰でも強くなれるってわけじゃない。 …

こぼれ落ちる宝石

「じゃあね」 ジュディは溢れる涙を拭きながら、モニタ越しの彼に小さく手を振る。 リモート通話を終えて、もう何も映っていないモニタ。 それでもジュディはしばらくモニタを眺め続けていた。 そうすればいつか透けて相手の事が見えるんじゃないか? そんな…

あとがき

という訳で! ヤマプロの自主興行ストーリー、一旦完結しました。 約100件もの記事、各記事平均500文字くらいで書いた気がします。 しっかり整えれば小説になりますかね。いやぁ、よく続きました。 半年ぐらいで終わるつもりでしたが、なんやかんやしてたら…

プロローグ

ファントム・ヤマプロはバックステージからリングを眺めていた。 ニック・エリオットは趣味を満喫できるなら、幾らでも金を払ってくれる。 P・K・ラークは支配欲を満たせるなら、魅力溢れる選手を提供してくれる。 そして私が話題溢れる仕掛けをしていけば…

Phantom.7 メインイベント 長谷川 修二 vs P・K・ラーク

youtu.be フフッ、フハハハハッ…… P・K・ラークは笑いを堪えることができなかった。 ― 「ファントム・ヤマプロよ。俺の対戦相手なんだが、せっかくのメインイベントなんだ。どうせなら一番人気のある奴にしてくれ。」 「一番人気ですか……今だと恐らくは長…

フェイク

P・K・ラークは、どうやらファントム・ヤマプロの師匠らしい。 後は試合動画を観たり、雑誌で見かけた程度でしか知らない。 一応アメリカのトップ選手の1人、という事までは分かってる。 だが、長谷川修二にとって正直そこまでそそられる相手ではなかった…

Phantom.7 セミファイナル クリムゾン・クラン vs ラーク・カンパニー

youtu.be インタビュースペースに現れたラークカンパニーの面々。 ジョン・マクダニエル 「全ては正義の行いなのだよ。私に仇なす者、それは全て我が合衆国を汚す存在なのである。自由と正義を担うのは我が合衆国であり、愛国者達はその祝福を全て受ける権利…

軍団抗争

クリムゾン・クラン控え室。 ヤッチー 「今日の相手はラークカンパニーだそうだ。前回の戦いは見たか?」 マッチー 「ああ。さすがP・K・ラークが揃えた面子だ。彼らのデカさ、パワー、桁外れとしか言いようがない。」 ヤッチー 「なんだ?怖じ気付いたの…

Phantom.7 第六試合 習志野 奏 vs ニック・エリオット

youtu.be 試合は終始ニック・エリオットのペースで展開していた。 首への執拗な攻撃がじわじわと習志野奏を苦しめていた。 何とか場外へ持ち込んでペースを掴むと、空中技の連発で活路を見出だそうとする奏。 しかし、コーナーへの強烈なパワーボムで強引に…

奏でるは勝利への狂想曲

習志野奏が初めて目にしたプロレス。 長谷川修二がリングに打ち付けた赤。 奏の胸にもそれは打ち付けられていた。 自分を活かすにはこれしかない。 それ以外に考えられなかった。 それから初めて鍛練らしい鍛練をした。 今まで鍛練などしなくても何でもでき…

Phantom.7 第五試合 D.O.P.E & 越冬 燕一郎 vs シュプリーム

youtu.be 健闘虚しく、二発のシャイニングウィザードの前に越冬は沈んだ。 24-my-showと内城信敏のカットは間に合わなかった。 駆け寄った二人は越冬を介抱しつつ、健闘を讃えていた。 実際、いつも以上の粘りと闘争心を見せていたのだ。 タッグを組んだ二人…

俺を縛るのは誰だ

観客からの暖かい言葉。 「次は頑張ってね。」 「応援しているよ。」 先輩からの厳しい言葉。 「基本を疎かにしては駄目だ。」 「そこで耐えないと駄目だ。」 戦う相手はいつも格上。 勝てるわけがない戦い。 新人だから仕方無いだろう。 戦う場があるだけ恵…

Phantom.7 第四試合 葛西 琢磨 vs 行徳 恭二

youtu.be 抗う行徳恭二を、葛西琢磨はタイガードライバーで切って捨てた。 雄叫びをあげる葛西。 行徳はしばらく立てなかったが、リングを転がるようにして降りていった。 葛西はマイクを要求した。 「勝ったぞ!!俺の、俺の勝ちだ! 今日は、俺が勝った。…

将来の夢

学校のレスリング場に二人。レスリング部を今日で引退する二人。 彼らは最後の試合をここで行う。二人きりの果たし合い。 どちらがトップだったかを最後に決めるため。 ストレッチしながら葛西は行徳に聞いた。 「恭二、お前は卒業したらどうするんだ?」 「…

Phantom.7 第三試合 グレート・白斗 桃 & ひばり & ラビット司 vs J・D & ジュエリー・キンバリー & レベッカ・トンプソン

youtu.be 一瞬の隙を突いて決めたラビット司のバックドロップホールド。 J・Dは立ち上がれそうにない。最後は最年長者が勝負を決めた。 みんな色々な思いがあるのは分かった。 でもね。 アタシの方が長くやってた分、思いも強いんだよ。 こちとら長年全く脚…

立ち上がる

J・Dことジュディット・ダルデンヌは大真面目だ。 その性格が災いしてか、よくからかわれた。 考えるより身体を動かしている方が気分は晴れた。 サバットをやっている頃は練習すれば強くなれた。 プロレスは、どうも難しい。強くても評価は低い。 お客さんの…

Phantom.7 第二試合 ファントム・ヤマプロ & ツチグモ & トルメンタファミリー vs ソドム & ゴモラ & 穴倉 瞬 & 穴倉 想

youtu.be 俺達は、こんなもんじゃない。 リング上の全員が呟いていた。 まだまだやれる。 もっと高められる。 極限のヤマプロジュニアを作り上げる。 誰もがその意識をもって戦っていた。 今日の結果は通過点。次は今日以上の事ができるはずだ。 ヤマプロの…

群雄割拠

ファントム・ヤマプロは感慨深げに会場前の客席を眺めていた。 大小様々な団体を渡り歩き、海外も各地を回った。 そして日本に戻り、また団体運営をスタートさせた。 きっかけは若者二人の訴えかけによるものだったが、もうあとには引けなくなった。 これだ…

Phantom.7 第一試合 熱波 猛 vs 信道 進

youtu.be 熱波猛はやれることをやり尽くした。 しかし、信道進は全てを受け止めた。 何度打ち付けても信道は起き上がる。 息が上がった所で熱波はバックを取られる。 信道必殺のグレコローマン・バックドロップが熱波に炸裂! 意地で立ち上がるも、すぐさま…

古き良き

ガウル重田は控え室で息巻いている。 「信道さん!私達も軍団を結成しようじゃありませんか!」 「ぐ、軍団かい?」 「そうです! 長谷川修二率いるクリムゾン・クラン! 習志野奏率いるD.O.P.E! シュプリームにラーク・カンパニーも! このままじゃ私達、…

Phantom.6 メインイベント 信道 進 vs 長谷川 修二

youtu.be 自分のペースに持ち込んでいたつもりだった。 あの粘りは何だ?いや、粘りというか、受け切られたのか。 そこからの巻き返し、あそこからが本気だったのか。 俺はあの畳み掛けに耐えることができなかった。 今日の信道さんに遠慮は無かった。全力の…

壁は崩れ落ちた

習志野奏に叩きのめされた。 これが若い力なのか、勢いには勝てないのか。 若手の壁、という自分の役目は終わったのか。 このまま自分の価値は下がり、落ちていくだけなのか。 若手の壁ではなく、踏み台になるしかないのか。 学生の頃から怪物と呼ばれてきた…

Phantom.6 セミファイナル D.O.P.E vs ラーク・カンパニー

youtu.be 習志野奏は最後までエンジンがかからない。 24-my-showの技でも止まらなかった。 内城信敏は完全に打ちのめされている。 2mを越える巨人、CPOに力一杯叩き付けられたのだ。 ダメージが深刻なのは必然であった。デカいに説明はいらない。 ジョン・マ…