何事も基本が大事

最近ウォーキングをちょこちょこやってます。

 

早くジョギングしたいのですが、身体は衰えてるのについつい当時の力でやってしまうため、身体がついてこれなくて怪我するパターンってのが怖いのです。

昔バスケやってた人が久しぶりにバスケやったら靭帯バンバンやられる、って前に聞いてからビビってるんです。

 

そう、ビビってるんですよぉーっ!

 

まあーあんまりビビってても仕方無いので徐々に負荷を上げていって、もうすぐジョギングに移る算段です。

グラップリングやるのが一旦の目標なのですが、怪我したら周囲に迷惑かけるので、まあ焦らず。

 

 

それで歩くのに集中してやってるわけですが、これが改めてやってみると奥が深いんですよね。

普通に歩く行為って日常の事だから意識なんてしなくても歩けるわけですよ。

しかし、最適の歩き方をしているかっていうと全然ダメな方がほとんどだと思う。

 

自分の足がどのように地面に着地したかを意識すると割と分かるんじゃないかと思います。

スピードが一定でない、着地点、角度が一定でない、思った通りに案外身体を動かせてないんですよ。

 

普通に生活してる分にはさして支障は無いとは思います。しかし、その小さなミスは体力を奪い、足にダメージを与えてます。トレーニング効果も低い。

ウォーキングをトレーニングと意識するならば、一歩一歩を考えて動かさなくては質は上がりません。

でもまず習慣自体がない方は型は気にせず、週3回30分止まらずに歩けるようになるのが専決です。

 

 

まず、真っ直ぐ歩けるのか?地面に何らかのラインがあるなら、それに沿って目を瞑って歩いてみると自身のブレが分かります。

足の着地点はいつも同じ所か?踵から中足の順に着地するのが普通ですが、外側か内側かで力の伝わり、身体への影響箇所は変わります。

 

正しく歩くのに慣れてないと、脳と神経が正しく身体の動かし方を把握できてなくて、なにかしらズレが生まれます。筋肉や腱等の強さも精度に影響を与えるかと思います。

足首から下の骨は片方で26個ありますから、正しく連動させるのはなかなか難しい事だったりするのです。

 

 

正しく身体に効かせる、効率的な手法は常に研究されていて様々かと思いますが、私が体感で思うことを少し書きます。

 

まず姿勢を良くすること。これが一番重要で一番難しいです。なぜ難しいかというと、いま自分が正しい姿勢を取れているかって自分では思っている以上に分かってないからです。

外から姿勢を見れる人が指摘するか、ショーウィンドウや競技場のように自分の姿が見えるところで時々チェックするくらいですかね。

一人で走ることが多いでしょうから間違ったままやってる人は多いです。あと骨格だの個人の体型によって正解は微妙に個体差があります。

 

少なくとも背筋は伸ばし、前傾姿勢、猫背などにはならないように意識してみてください。首も揺らさない。顎は上げない。

正中線が揺らぐことはしない。仙骨、お尻の真ん中の骨を突き出すイメージは良いかもしれない。

 

腕も意識して振ってみて下さい。テキトーにしてると腕は走るのには邪魔なウエイトでしかないから効率悪くなります。

規則正しく振ると身体と連動して効率的です。腕も締まり、肩周りにも良い効果があります。

 

足の運び、スピードは一定に。結構足裏全面でドスンドスンと着地してる人を見かけるけどアレ怖い。あれは足首、膝とか関節にメッチャダメージいってますよ。

踵で着地して足先で踏み切るのを流れるようにやれば、着地にかかる身体へのダメージは減らせます。

最初はなれないかもしれませんが意識して数回走ってるとだんだんできるようになります。

長く続けるためには怪我は禁物です。必要以上にジャンプしないよう、地面を滑るように。

股関節も意識して動かしてやるとインナーマッスルにも効いて良いです。

 

正しい姿勢、フォームに近付けば近付く程身体への効果は高くなります。スピードは無くて良し。

途中で止まらないことの方が大事。心肺能力鍛錬効果が薄くなります。持久力付きません。

最低20分、30〜40分が望ましい。60分はちょっとやり過ぎ。

これにより全身への連動効果で人間の活動に必要な基礎体力は上がります。

体重も適正に近付きます。姿勢良い状態で腿も少し意識してあげたり負荷をつけると、腹筋にも効いて引き締まり効果は上がります。

 

 

そんなトレーニング談義を書いたわけですが、これが本題ではなく、ただの歩くという行為にも意識を持って、基本を考えて大地を一歩一歩と踏みしめると良いわけです。

すると地面に着地してから身体に返ってくる反応で、上手く出来た、これが失敗した、ここに効いてるな、ここが少し痛いな、などが伝わってくるわけです。

これが身体と対話するという奴ですね。スピリチュアルでもなんでもなく、身体の反応を意識して感じ取る、身体の声を聞く

という表現はこういうことなのだと思います。

 

何事も基本が大事です。

基本やってる奴が強いです。

運動でも仕事でも。

 

基本から学ぼうって人からはやる気を感じますよね。

インパクトあることだけ聞く人は信頼性に欠けます。

興味持ってもらうにはインパクトも大事ですけどね。

 

というわけで何かを学ぶ時、基本で学ぶ動作ひとつひとつに意味を感じて取り組んでみると深みが解って面白いと思います。

かと言って教える方は単調な基本に都度グダグダ説明し過ぎず、分かり易い楽しさも混ぜて飽きないようにしてあげたいですね。

 

曲聞いたりラジオ聞いたり誰かと会話するのも良いですが、たまには

一人の時間を自分との対話の時間にするのはどうでしょう?

 

 

よし、書いてたら走りたくなってきた!

では、これから走っちゃおうかなー!!

長文お付き合いありがとうございました!