ユニット「ハイパー湯治ん坊」について

 

福井の三国温泉に本拠地を構える大衆演劇「シン・三国劇団」内で結成されたプロレスユニット。

 

大衆演劇「シン・三国劇団」は主に全国の温泉地を巡っては公演を開きながら旅している。

劇団員は異母兄弟である3人のみで構成。小さい頃はチビ丸三兄弟として人気だったが、今は「ハイパー湯治ん坊」と名乗って活動している。

他の劇団と差別化を図るため、3人共子供の頃から好きだったプロレスを公演に取り入れている。

 

 

舞台は芝居、プロレス、歌謡ショーの3部構成となっていて、赴いた土地にゆかりのあるレスラーが客演となるスタイル。

温泉地であれば単体でも駆けつけるのが売りで、時には海外に赴くこともあるらしい。

 

3人とも超絶仲が悪いのは有名な話。

 

 

プロレスが好きで、三兄弟でよくプロレスごっこをしては同時の座長である父に叱られていた。

父が倒れ、まだまだ芸の未熟な三兄弟で切り盛りするため、公演にプロレスを取り入れる。

 

最初は見様見真似で舞台に動きを入れていく程度だったが、いつの間にか試合をやるように。

独学で練習をしつつ、旅の途中で地元プロレス団体へ時々出稽古に行きながら技術を高めていった。

劇団名も「三國劇団」から「シン・三国劇団」に改名した。

 

しかし、父に憧れてついてきていた他の団員はそれを嫌がり、次々に退団。

義理堅く残っていた団員も三兄弟の横暴な扱いに耐えきれず抜けていってしまう。

 

そんな矢先、サポートのない中で試合をしていた三兄弟は練習不足によりそれぞれ身体を痛めてしまう。

ピンチではあるが、三兄弟が劇団を継続させるには三兄弟であることとプロレスであるという特性は今更捨てるわけにはいかなかった。

 

三兄弟は生きるため、父から引き継いだ劇団を残すため、仕方無く活動を続けている。

 

○fpwnet

https://firepro-w.com/item/detail/278638