Phantom.5 第一試合 熱波 猛 vs ガウル重田

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ガウル重田はインタビューに答える。

 

「いやー、熱波君は若い若い!驚きますなぁ、あのパワー。

私も昔は凄かったもんですが、今日は度肝抜かれました。

しかし、まだまだペースというもんを分かっちゃいない。

今日みたいにね、全部受けられたら息切れしておしまいですよ。

そこはまあ経験ですからな。これから身に付けたら良いです。

途中、場外戦仕掛けてきた時は流石に生意気だったかな?

あそこからね、私もこなくそ!ってバンバン投げにいきましたね。

なんせこの商売、ナメられたらおしまいですから。ガハハ!

普段の私は信道さんの恋女房ってところだとは思いますがね、

こういう戦いだって出来るんですよ。1人のファイターですから。

まるでひとり釣糸を垂らす釣り人のように孤高の戦いもできます。

まあ私が釣りをやると全然釣れないんですが!なんででしょう?

餌にも食いつかずに逃げ出してしまう。まるで女房みたいなの。

一体私の何が悪いんでしょうねぇ?貴方何故だか分かります?

対戦相手が私を恐れて逃げ出すのは分かりますがね、魚も女房も。

私って近寄りがたいオーラでも出てるんだろうかね?

そうだ!この前オーラルケアした方が良いって言われたんですよ。

あれってどういう意味かわかります?やっぱりオーラ出てるの?

この抑えきれないオーラ、一体どうコントロールしたら良いのか。

ロールと言えば!ロールキャベツってどこが旨いんだか謎で……」

 

そしてインタビュアーは次の試合へと向かっていった。