オリジナル選手紹介「二本柳 勲」

 

名前:二本柳 勲(にほんやなぎ いさお)

ニックネーム:反骨のヒットマン

必殺技:Hiding in Shadows(go 2 sleep)

 

キックボクシングをベースとした打撃技を中心に、相手に反撃の暇を与えず、一方的に打ちのめしていく攻撃的なスタイルを得意とする。

常に全力の打撃音を会場に響かせては、観客を熱狂の渦へと巻き込んでいく。

38歳。血液型はO型。好角家

ジャガイモが好物で、リトアニア料理のツェペリナイはちゃんと2つ食べきる。

 

 

かつて存在していた格闘系プロレス団体「バベル」の中心選手として活躍してきた。

打撃以外の技は苦手だが、鋭く重い打撃でKOの山を築いていく姿には多くのファンが付いていた。

 

しかし、同僚がMMAの大会で何もできずに大敗してしまってからは多くのファンが離れてしまう。

バベルでの試合は全てまやかしだった、偽者であったとの世論が広まってしまった結果である。

 

評判が落ちて経営もままならなくなったバベルは崩壊し、彼自身も行く先々で後ろ指を指されるようになってしまった。

日本での居場所を失った彼は逃げるように海外へと飛び去った。

 

数年後、彼はリトアニアでキックボクシングのトレーナーとして静かに暮らしていたが、あるジム生がサインを求めてきた事で彼の人生がまた動き出す。

 

ジム生によると、リトアニアの格闘マニア達の間ではバベルの試合は非常に人気があり、非公式ビデオも多く出回っているとの事。

中でも一番人気だった二本柳の復活を待つファンは非常に多いらしい。

 

リトアニアではハードヒットマニアの集まるプロレスイベントが毎月行われており、是非もう一度試合をして欲しいとせがまれてしまう。

ファンの願いとファイトマネーのため一度限りとして試合出場を決意する。

 

試合当日、まさかのメインイベントを告げられる。

数年ぶりの試合に不安がよぎったものの、リングに上がるとそんなことは忘れていた。

目の前の相手に全力で向かっていき、一心不乱に打ち付ける。

気が付くと相手は大の字で倒れていた。会場は大歓声の渦である。

 

歓声の中で彼は思う。

 

俺はこんな風に戦いたかっただけなんだ。それをこんなに喜んでくれる奴等がいる。

なぜ俺が影に隠れなければならないのか?俺は戦いたかっただけなのに。

日本が俺を認めないなら……世界に俺を認めさせてやる。

 

それ以降「YANAGI」とリングネームを改め、ヨーロッパを中心にあらゆるプロレスイベントに参加するようになる。

ハードヒットな試合スタイルには敬遠する者も少なくなかったが、とりわけマニアが集まるインディーでは客からも選手からも歓迎された。

 

ヨーロッパで「YANAGI」人気が加熱してきた頃、彼は日本のヤマプロという団体に旧バベルの選手達が集まってきているという情報を聞きつける。

かつての仲間を懐かしく思うと同時に不甲斐ない気持ちにもなっていた。

 

それは旧バベルの選手を懐かしむ声は聞こえてきても、大きな実績は残せていないからであった。

結局自分達は影に隠れた存在だったのか?そんな訳はない。誰もが自分の栄光を信じていたのだ。

 

また自分達を影へと追いやるのか?そうはさせない。自分が全て打ち倒して影を打ち払う。

俺達はまた表舞台へと進み出る。影へと潜むのはお前達だ。

 

親愛なる仲間達に別れを告げ、反骨のヒットマンは旅立った。

 

 

○fpwnet

https://firepro-w.com/item/detail/231509

 

○紹介動画

オリジナル選手紹介「二本柳 勲」【ファイプロW】 - YouTube

 

○主要タイトル

コロナ・デ・フォルテ初代王者(新がばいプロレス)

 

ファイプロ広場

https://soryu.xsrv.jp/fp_square/wrestler_disp_1.php?w_uid=746

 

○制作メモ

二本柳って名前カッコいいなと思っていて、いつか使いたかったんです。

格闘プロレス団体バベル出身ですが、バベルの打撃選手誰もいないじゃん!

ってことでキック中心の選手を、なるべくカッコいい感じで作ろうと。

打撃選手だからって全部打撃にすると試合が単調になるので匙加減が必要かとは思う。

でも、逆に打撃ばかりにした上で単調にならないように工夫できないか挑戦したつもり。

うまく言ってるかはわからんけど、こだわった分だけ愛着もあります。

奏君と鎬を削る感じで活躍してもらいたいなー